うぉんのスうぉんジー日記

スウォンジーな日常をつらつらと。

2019/20シーズン スウォンジー・シティ選手名鑑

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首位で迎えるインターナショナルマッチウィーク、いかがお過ごしでしょうか。さてさて先日、夏の移籍市場が閉幕しまして2019-20シーズンを戦うメンバーがほとんど確定しました。昇格組や加入組も多くいますので、ここらで全選手を紹介させていただきます。では楽しんで~。
 

 

 
開幕6試合を終えての序列
ティーブ・クーパー体制でプレシーズンマッチ6試合、リーグ戦6試合、カップ戦2試合を消化。だいたいの序列が見えてきました。現時点での序列は、こんな感じでしょうか。※1人1ポジションに限定、僕の願望は一切考慮に入れておりません

f:id:asahishimoda:20190908165854p:plain選手名鑑

<見方>
ポジション 背番号 選手名
(年齢・リーグ戦出場/ゴール・カップ戦出場/ゴール)
 
GK 1 クリストファー・ノルフェルト
(30歳・0/0・2/0)

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昨シーズンは守護神、というかパサーとしての印象が強かったGK。パスコースがなくなって相手の股の間を通しちゃったり、死んでも繋ぐ一貫性はたいへん魅力的。彼のパスで何回プレス回避をしたことか。ただハイボールに弱い。「お前らスワンズのファンだろ!足下の技術もちゃんと認めてやれよ!」と私は思いますが、肝心の守備面で足を引っ張っりすぎたか、現地ファンからの評価は驚くほど低いのです。スウェーデン代表の2番手やぞ。
 
DF 3 デクラン・ジョン
(24歳・0/0・2/0)

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攻撃面に関しては、サイドバック陣ではチームNO1。1試合に1回はワンツーから決定機を作る。ジェームスがいない試合では、サイドの仕掛け役は彼が担ったりしていた。正直バックアッパーとしては大助かりだし、何ならスタメンを張る力もあるんだが、サイズ的に厳しかったり、昨シーズンは失点に繋がるエラーをしたりで、結局U23チームに帯同したりしてるのはなんか申し訳ない。試合に出れば活躍してくれる心強い選手です。ニール・テイラーが意外と健在なので、代表には呼ばれたり呼ばれなかったり。
 
DF 4 ジョー・ロドン
(21歳・6/0・0/0)

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一気に「ガタイのあるセンターバックです!」感を強めた超ホープ。デビューから僅か1年で今や不動のレギュラー。ついに代表デビューまで果たした。ヘディングも強く、運ぶドリブルも上手。ウェールズストーンズとか言われて、ペップも注目してたらしいけど、スワンズ一筋でキャプテンとかやって欲しい。兄貴のサム・ロドンのTwitterがファンに大人気。たまにフルポンの村上みたいな走り方をするとき、ありますよね?

 
DF 5 マイク・ファン・デル・ホールン
(26歳・6/1・0/0)

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神。当たり強いしパスうまいし、性格的に無難なプレーを選びそうだけど、普通にドリブルで2.3人交わしてゴール前まで上がっていく。アヤックス育ちでとにかくビルドアップの貢献度が高い。かれこれ50試合以上、連続してリーグ戦に先発中のディフェンスリーダー。そんな彼の契約は今シーズン限り。奥さんにお子さんが生まれそうなので、契約交渉の場にはベビー用品をぜひ。

 
MF 6 ジェイ・フルトン
(25歳・6/0・0/0)

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バイアーズからポジションを奪い返す。いわゆる、中盤の底で身体張って戦えるタイプってことで、高い強度をもとめる今のスタイルには結構欠かせない存在。に加えて、ゴール前への飛び出しが彼の特徴。5点は取れるはず。プレシーズンマッチでは突如としてハットトリックを達成した。スワンズ在籍歴は、ダイアーとラウトリッジに次ぐ3番目の長さ。プレミアリーグ時代に56番をつけてた選手と言えば、他のチームのサポーターでも記憶にあるかもしれない。まあまあ大きい子どもがいてビビる。
 
MF 7 バリー・マッカイ
(24歳・0/0・2/0)

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背番号をレオン・ブリットンの7に変更、プレシーズンでも上々の活躍、金髪へのイメチェンも成功。三拍子そろって開幕戦に臨むも、今のところ各ポジションの3番手以下とかなり厳しい。めちゃくちゃテクニックが高く、ボールを持った時のプレーは良いのだが、昨シーズン以上に守備を求める監督なのでその点で信頼を得られていないか。すごく普通の選手評を書いてしまった。

 
MF 8 マット・グライムス
(24歳・6/0・0/0)

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ローン修行に次ぐローン修行から帰ってきた我らがキャプテン。プレミアリーグ時代にはスタメン出場も経験しているし、かなり期待されててやっと花開いた感じ。パスもうまいしボールも奪い切れるし、何よりクリーン。サイドチェンジは一級品。「今オフは争奪戦になるんじゃないか?」とファンの誰もが思っていたが、身を潜めて乗り切った。彼女から、Mr.ポテトヘッドに似ているとバカにされる。
 
FW 9 ボルハ・バストン
(27歳・6/5・0/0)

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今シーズンの前線を彼が引っ張るとは、さすがに予想できなかった。クラブレコードで加入したのが2016年、大して試合に出ていないとはいえ、シーズンを通してわずか1ゴール。もうスワンズでプレーすることはないかと思ったが、持ち前の明るさと献身性、そして結果を残してエースに。試合中に不満をぶつけることは一切ないどころか、ミスした選手とはハイタッチをして常に励まし、出場しない試合でもしっかり告知するマメさ。ここ2年で選手が入れ替わりすぎたせいか、開幕戦で点を取ってやっと、ほとんどのチームメイトからInstagramをフォローされる。

 
MF 10 ベルサント・セリーナ
(22歳・6/2・0/0)

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攻守ともに大大大大大奮闘。むしろ守備にパワーを割き過ぎて、試合終盤はガス欠気味。このままがんばれば、今シーズンは"彼のチームだった"と言えるかもしれない。たった6試合で、昨シーズンのゴール数の約半分をゲット。トップ下よりも左サイドでプレーするときの方が結果は出ている。なにかと準備している、ゴールパフォーマンスのネタが切れるくらい点を取りまくってほしい。スワンズでのデビュー戦で髪をかき上げてる間にマークを見失って失点した以降、短髪を貫いている。

 
MF 11 クリストファー・ピーターソン
(24歳・2/0・2/1)※新加入

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この夏、移籍金を支払って獲得したのは彼のみ。といっても、エールディビジで12点取った選手に僅か£500,000。古本市場に行ってユナイテッドアローズの綺麗なシャツを100円で買った感じ。素材は良さそうだが、レギュラー獲得にはもう少し時間がかかりそう。左サイドからカットインする形が得意。なぜか子どもを、全裸で海に入れて遊ぶ。

 
MF 12 ネイサン・ダイアー
(31歳・3/0・0/0)

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順調に、かわいいおっさんに成長中。実はまだ31歳。彼の突破力はスワンズにはまだまだ必要だし、むしろダイアーがいないと裏抜けできる選手が不在になる。SNSが完全クローズなので私生活が全く読めない。笑顔が多いからと言って、休日の過ごし方がアウトドアだとは限らない。唯一、このチームで二度のチャンピオンシップ暮らしを経験している。

 

MF 14 トム・キャロル
(27歳・0/0・1/0)

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すっかり古参。昨年冬、メディカルで引っかかった(と言われている)リロイ・フェルの代わりに、なぜか怪我明けの状態でアストン・ヴィラへ移籍するも、案の定悪化してオフに手術した。やっと実戦復帰できたので、どこまでポジション争いに絡んでいけるか注目。まだ絞り切れてないかな?スパーズサポからも愛されている。

 

MF 15 ウェイン・ラウトリッジ
(34歳・1/1・2/1)

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一度は契約切れとなりチームを去るも、自ら交渉した末に再契約を勝ち取ったヒーロー。最初は話がうまくいかなかったのか、意味深ツイートを連発してファンをヒヤヒヤさせた。昨シーズンはサイドハーフをやりつつ1トップで新境地を開拓したが、今シーズンはトップ下をやっている。リーズ戦のゴールは言わずもがな最高だった。一生スワンズ銅像とか作ってほしい。

 

MF 18 アルド・カルル
(23歳・2/0・0/0)※新加入

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加入発表の写真が真顔な、昨シーズンのキャメロン・カーター=ヴィッカース的なポジション。デビューから2試合で怪我をしたのは残念だった。見た感じの印象では、足元で受けるよりスペースに飛び出してボールを受ける側の選手。守備も上手いかはさておき、しっかりやっていたので、表情に違わずマジメな選手なのだと思う。散髪中の姿をネットに晒され、加入をバラされた美容院に、すでにもう一度足を運んでいる。

 

FW 19 サム・サリッジ
(21歳・4/1・2/2)※新加入

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今のところバストンに次ぐ2番手。だが、持っているポテンシャルはかなり高い予感。あそこまで手足は長くないにせよ、なんでもできそうな感じがちょっとエイブラハムっぽい。QPR戦で初ゴール、カラバオ杯でも2点取って絶賛アピール中。ベンチで下書きに入れてから試合に出ているんじゃないかってくらい、「今日も応援ありがとうございました!」のツイートが早い。

 

20 DF ベン・ウィルモット
(19歳・0/0・2/0)※新加入

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イングランドU21代表のセンターバックボランチ。見る限りは前線へのパス供給が得意で、リーグ戦では控えのセンターバックとして常に帯同している。リクルーティングチームの代表に就任したアンディ・スコットが、ワトフォードからローン移籍で連れてきた。トップカテゴリーでの実績があるセンターバックのバックアッパーは彼1人なので、その力が必要になるときが必ず来るはず…。

 

21 MF ヤン・ダンダ
(20歳・3/0・1/0)

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キ・ソンヨンの後を継ぐ、アジアにルーツをもつ選手。短髪の方が絶対似合うよね。めちゃくちゃ伸ばしてからめちゃくちゃ短く切るのが、大宮の菊地光将っぽい。昨シーズンは開幕戦で鮮烈なデビューを飾るも、中盤戦以降は出場機会に恵まれず。今シーズンもスティーブ・クーパーに期待されて出番を得ている状況なので、今のうちに目に見える結果が欲しい。好きな食べ物は多分カレー。

 

MF 22 アンドレ・アイェウ
(29歳・4/0・1/2)※ローンバック

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このリーグではちょっと別格の存在。うん、全員知ってた。彼もバストンと同じ、"奇跡のローンバック組"。フェネルバフチェが買取OPを行使せず、泣く泣く戻ってきたかと思いきや、血管がブチ切れそうなほどの熱意で闘魂注入。ハードワークも得意で、前線のポジションならどこでもやってくれるとか、割と完璧な補強。このまま活躍し続ければ、2シーズン前の低調さは「弟と合わなかった」ということでチャラ。

 

DF 23 コナー・ロバーツ
(23歳・6/0・0/0)

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そのスタミナ、どうやって手に入れたの?ってくらい90分間ずーっと上下動をしている。逆サイドでの攻撃でもゴール前には必ず入ってくるし、上がった裏のスペースに関しては、自分ががんばって戻るってことで整合性を図っているからすごい。体力が有り余りすぎて、点を決めた選手に対しても、殺しにかかるような勢いで飛びつく。スワンズで一番、絵になるイケメン。

 

DF 24 ジェイク・ビドウェル
(26歳・6/0・0/0)※新加入

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今夏の移籍第一号にして、ここまでは左サイドバックのポジションをガッチリ。プレストン戦ではオーバーラップから初アシスト。対人守備でのエラーも少なく、ノートンには劣るが、オルソンよりは繋ぎもできる感じ。めちゃくちゃご飯食べそうなガタイとは裏腹に、クロスはフワッとした柔らかいのが多い。ミスをすると2秒くらい猫背になる。

 

GK 25 エルウィン・ムルダー
(30歳・0/0・0/0)

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直前のプレシーズンマッチまでは正守護神だったのに、ふたを開ければ3番手に降格。昨シーズンはノルフェルトと熾烈なポジション争いをしつつ、スーパーセーブでチームを救った試合も。良い人なので文句とかは言わなそうだが、それなりの実力者が3シーズン中2シーズンで3番手となると…うーん。

 

DF 26 カイル・ノートン
(30歳・3/1・2/0)

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癒し系ディフェンダー。お茶目でかわいい。ロバーツと争う右サイドバックは相当ハイレベル。ベンチの状況を受け入れているかはさておき、彼が控えているのは本当に心強い。1年に1回、重要な場面で強烈なミドルシュートを叩き込み、お決まりのコールパフォーマンスをするのがルーティン。ここでカミングアウト、僕が去年買ったユニフォーム(ホーム)はノートンです。

 

GK 27 フレディ・ウッドマン
(22歳・6/0・0/0)

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獲得した当時、他に足りてないポジションが多すぎて「いやGK取るん???」って思った人は全員謝罪しましょう。加入から2日後にスタメン出場すると、第2節でPKを防いで大きな信頼をゲット。ノルフェルトとムルダーにはない、野生的?なバネのある反応もするし、ハイボールに対しても積極果敢に飛び出していく。自宅の壁には「改善」という漢字が描かれており、スウォンジージャパンへのアピールもバッチリ。

 

MF 28 ジョージ・バイアーズ
(23歳・5/1・2/2)

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2シーズン前のU23チーム年間最優秀選手は、マクバーニーでもジェームスでもなくこの男。ここまで公式戦3ゴールは素晴らしい数字。昨シーズンはボランチでレギュラー、今シーズンは本職の1列前での出場機会が多い。結果を出し続ければ、トップ下の定位置は彼のものになるはず。ゴール後は決まって敬礼。個人的には、フォートナイトにちなんで披露していた謎のダンスにしてほしい。

 

DF 30 ティボンジ・ルシェシャ
(16歳・0/0・1/0)

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16歳でトップチームデビュー。大変期待しております。タイプ的にはロバーツと似てて、上背はないけど運動量を生かした攻め上がりが良い。カラバオ杯2回戦の翌日、試合で着用したユニフォームに全選手からサインをもらう。その企画を毎試合やってもらって、今度から抽選で選ばれた人にプレゼントしてほしい。

 

MF 34 ジャック・エバンス
(21歳・0/0・1/0)

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突如ふりかかった病から復活したホープ。キャンプからトップチームに帯同したのは驚いたし、なんとデビューまで果たす。そっちの感動が大きすぎて、プレシーズンマッチで相手にバックパスを渡して失点したことは誰も覚えていない。ウェールズ産のボランチがいないチームなので、ぜひぜひ大切に育てていきたい。

 

MF 41 ジョードン・ギャリック
(21歳・2/0・2/1)

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今シーズン一番のブレイク候補。ジェームス感のある爆発的スピードを誇る。もしかすると、加入組のカルルやピーターソンよりも序列が高く、しばらくは流れを変えるスーパーサブ的な立ち位置で活躍しそう。デビュー戦の後、ファンの声援を聞いて実は涙が出たんだって正直に言うあたり好感度高い。

DF 44 ベン・カバンゴ
(19歳・0/0・2/0)

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笑っていいともの100分の1アンケートを「ベン・カバンゴを知っている人」で勝負したら、あえなく撃沈すると思う。名前からして絶対にセンターバック。少し前までは細い印象が強かったのに、突然ゴツくなった。ベンチ入りこそしないものの、緊急時要員となる19人目の選手としてアウェイゲームにも帯同している。足の筋肉がやべえジャイアン似。