うぉんのスうぉんジー日記

スウォンジーな日常をつらつらと。

【2022/23夏の移籍マーケット】途中経過と展望

プレシーズンに監督がいる安心感

オフシーズンはあっという間で、気づけば開幕まで1ヶ月を切りました。

 

自分のペースでできる情報発信として、ブログを再開していこうかなと思います。今回は移籍市場での動きと展望についてです。

 

2022年夏のIN/OUT(7/9時点)

ここまでは上々の動きと言えるでしょう。まず、スウォンジーは選手の売却益がないと収支が成り立たないらしいので、毎回のオフで大黒柱を誰かしら失うことが残念ながら確定しているのですが、ダウンズに対して早い時期に適切な額のオファーが来ました。この選手は1年前に£1.4mで獲得し£9m〜£14mで売却したので、1年間で10倍近い値がついたことになります。そして代役候補としてアレンの復帰を発表。最終日にバタバタして、緊急で取った選手を全然使わない、みたいなことをしている過去に比べたらかなり良い動きだと思います。去年なんて、監督が決まったのが開幕1週間前でしたからね…。

 

昨年の冬に加入し、シーズン後半大活躍だったクリスティとヴォルフの両WBをローンバックで失うのは痛手でした。理由は「給与を払えない」。いつものやつですね。マーティンボールを知っているソリノラの加入で片方の穴は埋まるかもしれませんが、ラティボーディエWBで1年戦うのは正直厳しいと思います。

 

あとはなんと言っても、ダーリング獲得。よくやったフロント!!!案件でした。ウッドも含めて、本職CBを2人引っ張ってこれたのも大きいですね。

 

<OUT>
GK ベン・ヘイマー(契約切れ)
GK ジョシュ・グールド(契約切れ)
DF サイラス・クリスティ(ローンバック)
MF コリー・スミス(契約切れ)
MF ヤン・ダンダ(契約切れ)
MF ハンネス・ヴォルフ(ローンバック)
MF フリン・ダウンズ(→ウェストハム・£9m〜£14m)

 

<IN(獲得)>
DF ネイサン・ウッド(←ミドルズブラ・フリー)

 

DF ハリー・ダーリング(←MKドンズ・£1.5m)

 

MF ジョー・アレン(←ストーク・フリー)


MF マティ・ソリノラ(←ユニオンSG・ローン)

 

<IN(ローンバック)>
GK ルイス・ウェブ
DF ブランドン・クーパー
MF ダニエル・ウィリアムズ
MF リアム・ウォルシュ
MF ジョードン・ギャリック
MF オリバー・クーパー
FW モーガン・ウィテカー
FW リアム・カレン

 

U23チームに加入>
GK レミ・ミッチェル(←アーセナル


GK アダム・マシューズ(←バーミンガム


DF ワシリ・ウィリアムズ(←ブレインツリー・タウン)


DF ベン・ブライス(←ドンカスター

 

プレシーズンマッチの結果

vs.HAVERFORDWEST
7-0:勝利
GOAL:ノートン、ピルー×3、パターソン、カレン×2

youtu.be

 

vs.Colchester United
1-2:敗戦
GOAL:ラティボーディエ

youtu.be

 

 

ウォルシュが初戦の開始早々にアキレス腱を負傷してしまいました…手術をしたそうです。あとはジョセフがWB、オグベタが左CBで出ていますね。ジョセフのWBはもはや風物詩…かわいそう…。

 

ということで、現在のスカッドはこのような感じになっています。一応ジョセフはFWとしてカウントしています。U23組からはアブドゥライ、コッテリル、コングリーブが帯同して試合に出場しているみたいです。

 

※1人1ポジションと仮定

今後の試合予定としては、どうやら7/9(土)にフォレスト・グリーン・ローヴァーズと試合をするようで、その後は↓のスケジュールが発表されています。

 

7/13(水)3:30〜   vs.プリマス
7/16(土)21:00〜 vs.ブリストル・ローヴァーズ
7/23(土)23:00〜 vs.チャールトン
7/30(土)23:00〜 vs.ロザラム(開幕戦)

 

移籍市場の残り期間における見どころ

夏のマーケットは現地時間の9/1まで開いています。いくつか見どころを考えてみました。

 

①右WBの補強

最優先事項はこのポジションでしょう。マーティンは大外から仕掛けられる選手を置きたいはずで、ラティボーディエはちょっとタイプが違います。ウインガータイプの右WBの補強が望まれます。ポーツマスのハンネス?という選手の噂が以前から出ているので、そこにチャレンジするのか、もしくはバーンリーにいるコナー・ロバーツっていうウェールズ人の選手もいいと思いますけど。

 

 

ボランチの補強

圧倒的パスサッカーを極める上で超大事なポジションです。フルトン、アレン、グライムスの3人ですが、フルトンの去就が不透明ということもあり、1-2人の補強は必要と思われます。ダウンズが抜けたので、中盤のデュエルに強くてパスも繋げるスーパーな選手が欲しいですね。いるのかな。

 

③戦力のスリム化

「永遠の期待枠」みたいな選手が増えてきていて、マーティンは見切りをつけるかローンに出すか戦力カウントするかの選択に迫られるでしょう。候補はベンダ、Bクーパー、オグベタ、ギャリック、Oクーパー、ウィテカー、カレン、ジョセフあたりの方々。約1ヶ月前の時点では、Oクーパーは高く評価されているとWalesOnlineが報じていました。

 

信憑性は置いておいて、ネット上に出ていた情報は
・ベンダを£1mでピーターバラに売りつけようとするも失敗
・ウィテカー、ジョセフ、ギャリックにポーツマスが興味
・オグベタにリーグ1のクラブが興味を示すも本人が拒否

 

みんなリーグ1だったらレギュラー張れるくらいの実力があるので、オファーがあれば売られてしまうのかなぁという感じがします。チーム事情関係なし&個人の主観がバリバリ入った私の予想としては、BクーパーとOクーパーとギャリックとカレンは残留と予想。オグベタは移籍、ジョセフとウィテカーはもう1年くらいローンかな。ベンダは第2GKが獲得できたら移籍だと思います。まぁギャリックは残留してほしいけど、現実的に考えるとローンか売却な気が…。

プレシーズンのこういう企画に呼ばれるカレンはなんか残留しそうな気がする

 

④さらなる売却はあるのか

ダウンズを売ったからあとは安泰!とならないのが2部クラブの宿命。ピルーやオバフェミに上からの注目が集まらないわけがないのですが、なんとか死守してほしいところ。うちって降格してからストライカーが毎年変わっている(マクバーニー、バストン、ブリュースター、アイェウ、ロウ)ので、たまには2年目の熟成された連携を見てみたいものです。ただし両者とも現行の契約が2024年夏までとなっているので、売り時っていう観点から見るとこの夏になるのかな?

 

主力選手の中で2023年夏に契約が切れるのは、マニングとラティボーディエの2人。ラティボーディエにはバーンリーから£500,000でオファーが来ていて、スワンズ側は新契約を用意しているそう。もし本職WBを2人くらい確保できるのならば、ラティは移籍になるかもしれません。CBは枚数揃っているし。

 

マニングは、マーティンがどう評価しているかですねぇ。昨シーズン2回も退場をしているのと、失点につながるエラーが多い反面、偽ボランチ的な役割としては良いプレーを披露しました。CBとWBの両方をこなせる左利きという意味で使い勝手は良いので、£1mを超えるくらいのオファーが来なければ残留ですかね。

 

それからそれから(このままだと全員に何かしらの言及をしてしまいそう…)、うちの選手の中で最も高い給与をもらっているのがノートン、グライムス、エンチャムの3人なんですね。ちなみにその次がマニング。エンチャムは今年もピルーとパターソンの後塵を拝するのが濃厚だけども、ノートンとグライムスと同じ給料もらっているなら得点とアシスト足して15くらいお願いします(去年は7)。つーかトップ下が本職ではないというかブロックの中でボール受けるプレーが苦手そうなのが心配です。彼の去就も不透明だと思う。

 

あ、あと誰も話題にしていませんが、ライアン・ベネットはいません。プレシーズンに帯同すらしていません。マーティンと元チームメイトでノリッジ時代にはたぶんCBコンビを組んでいたかと思いますが、こんな感じでお別れになるとはね…。

 

ということで終了です。文章なっげえ。
良い状態で開幕を迎えて今年こそ昇格したいですねー!